中医学基本用語(あ)

暈針

「暈」はめまい 失神のこと

つまり 針を刺入したことでめまいや失神がおきた状態をいう

暗経

正常に発育した女性において終身来潮がまったくみられないにも

毎月一定の時期に腰のだるさを訴えたり また妊娠が可能なことがある

按尺膚

「診尺膚」ともいう

「尺膚」は前腕内側の肘関節から手関節にかけての皮膚のこと

古代の診断法 この部位に変化を感じ取り そこから疾病の判断をする方法

外感病で尺膚の熱が強い場合は、多くは温熱病に属しておる

山根のこと

悪気

病邪のこと 六淫 疫厲の気をさす また人体に生じる病理産物(気血阻滞する瘀濁物)をさす

阿是穴

天応穴 不定穴 ともいう 治療において病痛圧痛があるところ 経穴の位置に照らして取穴されるわけでなく患者が訴える痛みによって定められることが多い 固定的な位置や 位置に対応した固有名称はない

噫気

曖気のこと(げっぷ)

悪血

壊死した血液のこと(瘀血ともいう)

曖気

げっぷ のこと

濁った音で酸臭や腐臭があるものは 食滞

頻繁に音が高いのは 肝気犯胃

断続的に力がないのは 気虚