ある廃薬のおはなし

子供の時からアトピーと診断され

長くおくすりを服用していた患者さん、

 

ご縁があって

会社の仲間から

ハリが効くのではと紹介で来院されたのは3年前、

 

皮膚が乾燥して掻いて血が滲むような全身でした。

処方されたお薬も強くなっていくばかり、

半信半疑から始まった治療も

眠れなかった夜がかゆみを忘れて寝れる改善から

本気で来院をしてくれました。

3か月ではまだ赤みがきつかったのも

半年たったら半分以上綺麗な肌に、

1年経ったらほぼ潤いもある

綺麗な肌に戻りました。

 

医師も喜んでくれているが

今までの経緯から廃薬したら元に戻るだろうから

処方通り服用してくれとのこと。

 

そこから半年して

経過がいいことから

患者さんが医師に廃薬を要望

そこで1種類、

また通院時に1種類と減り

安定した皮膚状態から

1年経って廃薬でした。

 

当院では薬に関して

どのようなお薬を飲んでいるかは

情報として知り得たい気持ちがあります。

 

ただし処方については口はだしません。

医師と患者さんの信頼を崩すことになるためです。

 

医師とお話をして納得することは今後にも繋がります。